「辛すぎてもう生きていけそうにない」
あなたはそんなふうに感じることはありませんか?
それは本当に大変な状況におられることと思います。
先が見えなくて、「どうしてこんな目にあわなければならないの?」と叫びたくなることもあるでしょう。
そんなあなたには今感じているその辛さは、すぐにでも和らげることができると知っていただきたいです。
特別なスキルや知識が必要なわけではありません。
方法さえわかれば、辛い状態から抜け出すことは難しくありません。
そして辛い気持ちを和らげることが、辛い人間関係から抜け出す唯一の方法と言っても過言ではないのです。
自己啓発の本ばかり読んでいた
私にも経験があるので、感情を和らげることがどうして辛い人間関係から抜け出すことに繋がるのか、もしかするとあなたも合点がいかないかと思います。
もう10年ほど前のことになりますが、私も人間関係で苦しんでいたとき、ひたすら自己啓発の本を読み、どうにかしようと思っていました。
でもどうにもならなかった。
ところが生徒に教えていた感情の解消法を自分に頻繁に使うようになったらあれよあれよという間に人間関係が変わっていきました。
辛い気持ちを和らげることは辛い人間関係を解決することとほぼイコールだったのです。
まず辛い気持ちが和らぐと、その人との間に起こったもろもろの事が気にならなくなりました。
さらにいつでも辛い気持ちを和らげられると知るだけで、その関係を恐れなくなりました。
さらにさらに、職場の人間関係では上司が転勤するなど劇的な変化が起きましたし、夫も目に見えて変わっていったのです。
以前はこのことを説明することができませんでした。
クライアントさんに同じような事が起こっても、事実を伝えるだけで、証明のしようがないと思っていました。
ですが今は量子物理学から説明がつくようになりました。
ネガティブな感情を持ち続けている時の波動の状態と明るいポジティブな感情を持ち続けている時の自分の波動の、引き寄せるものが全く違ってくるからです。
ですが引き寄せ以前に、辛い気持ちが和らぐとその瞬間に全く別の世界が現れる、世界の見え方が180度変化します。
それは辛い気持ちが和らいだ瞬間にその和らいだ感情に相応しいことを考えるように人は作られているからです。
辛さを和らげる方法
大切なのは、今の感情を否定せず、しっかりと感じることです。
辛いとき、人はその感情を見ないふりをしたり、無理に明るく振る舞おうとしたりします。
でも、それでは苦しみが心の中に蓄積されるだけで、消えることはありません。
「感情にはフタをしない」ぜひこのことを肝に銘じてください。
感情を和らげるひとつの方法は、紙とペンを用意して、今感じていることをすべて書き殴るといいです。
「なんでこんなに苦しいの?」「誰もわかってくれない!」と叫びたくなるその気持ちを紙の上に出してみてください。
それでもスッキリしない場合は、その感情を「感じ切る」時間をもってください。泣きたければ泣いてもいいし、怒りが湧いてくるならその怒りを声に出して吐き出してください。感じ切ることで心は必ず軽くなります。
感情が湧き上がる理由
そもそも、感情が湧き上がるのはあなたを苦しめるためではありません。感情の奥には、あなたが知るべき大切なメッセージが隠れています。
例えば、辛さの奥には「本当はこうしてほしかった」という気持ちや、「こんなことは嫌だ」という自分の本心があるのです。
感情をしっかりと受け止め、その奥にある思いを見つけることが、心を癒す鍵となります。
感情に蓋をしてしまうと、そのメッセージに気づくことができません。
だからこそ、感情に向き合うことが大切なのです。
「もう生きて行けそうにない」「辛すぎる」もしそのように感じる事があったらぜひお試しいただけたらと思います。