ネガティブに引きずられないために vol.90

こんにちは、きたさわ そらです。

このブログでは失敗したことや嫌な出来事が頭から離れず「気分が落ち込む」ときにできる対処法の一つをお伝えしたいと思います。

感情の裏側に隠れている「思考」

気分がふさいでいるとき、あなたの思考は必ずネガティブになっています。

「なんであんなこと言われなきゃなんないの!」
「どうせ自分なんて」
「あの人と比べて私は…」
などと考えていますよね。

そうやって落ち込む原因が自分の思考にあるとは考えず、「あの出来事のせいで自分は苦しむ羽目になっている」と捉えています。

そうやってあなたはその出来事に出くわした時の波動のままでい続けるので、事態は変わらずそこにあり続けることになっています。

実際には嫌な出来事が絶えず起こっているのではなく、別の展開になる可能性を秘めていますが、その状態は継続すると決めてかかり、その思考を持ち続けます。

それは、多くの方が思考の持つエネルギーを重く捉えていないからだと思います。

何を隠そう私がそうでした。

自分が無意識に考えていることがそれほどの力を持っているとは夢にも思っていませんでした。

ですからそのことに気づくようになるまで何年も費やしました。

今は無意識の思考の威力を知っています。

それは思考に気づき変換できるようになったことで人間関係、ビジネスの状態がガラリと変わったからです。

一つの思考は10秒もあれば終わってしまう儚いストーリーですが、それはどんどん展開していきます。

例えば、「今日も夫と話していない」という考えを放っておくと、

「こんなんで夫婦って言えるんだろうか」

→「子どもが巣立ったら別れることになるだろう」

→「そうしたら私は孤独死することに…」

というように自動的に展開していきます。

するとその度にネガティブな感情が湧き上がり、あなたの波動は低い状態を継続し、
その波動に見合った現実が引き寄せられます。

ですがもしそこで思考をほんの少し切り替えることができれば、展開も違ってくるのです。

先ほどの例だと、「今日も夫と話をしていない」
→「でも毎日ちゃんと家に帰ってきてくれているな」

→「子どもとは会話してくれているな」というように変換すると、

感情もそれに伴って少しポジティブに変わっていきます。

「また失敗しちゃった。

どうしていつも私はこうなんだろう」という考えが湧いてくることがあっても、


→「でも前回はうまくいったな」
「喜んでもらえたことも少なからずあったな」

というように過去、現在、未来に思いを馳せて、

「こんないいこともあったな、今もこの点はありがたいな、未来こうなれたら嬉しいな」とちょっとポジティブな方向に思考をずらしていくことができます。

(いつの間にか私はこれを【ちょいポジ】と呼ぶようになりました)

思考と感情はワンセットで現れたり消えたりするので、つらい時、感情を無理に抑え込まなくても、思考内容をちょいポジにすると、自動的に感情は少しポジティブに振れ、
小さな方向転換が起こり、次の思考もポジティブに変えていってくれます。

「波動」が変われば現実も変わる


感情が少しポジティブに変わると、あなたの「波動」は確実に上がります。

波動とはあなたが発しているエネルギーです。

ネガティブな思考や感情に支配されているとき、私たちは暗く重たい波動を発しています。

その波動に引き寄せられるように、似たような状況が続いてしまいます。

ですがポジティブな思考や感情が増えると、軽やかで明るい波動を発するようになり、
それが新しい展開を引き寄せてくれるのです。

思考を選ぶ主体は「あなた」

ここで知っておいてほしいのは、あなた自身はネガティブな思考や感情そのものではない、という点です。

あなたの本体は、それらの思考や感情に「気づいている意識」です。

その意識はいつでも「自分の状態を選べる」のです。

あなたはネガティブな感情に振り回されている必要はありません。

常にどちらに変換するかを決められる存在、それがあなたです。

このことを自覚していただけたら人間関係も人生もあなたの意思一つで大きく変えていくことは大いに可能なのです。

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