私たちは無意識のうちに「幸せになりたい」と考えます。
ただ漠然と「幸せになりたいなあ」と思います。
ですがそれでは幸せになれないということをあなたは気づいているでしょうか?
幸せは具体化が必須
漠然と「幸せになりたい」と思うだけでは、幸せはやってきません。
なぜならあなたにとっての幸せがどんな状態かが決まらなければ実現のしようがないからです。
それは漠然と「旅行に行きたい」と思っているようなものです。
どこに行きたいのか、
誰と行きたいのか、
どんな景色を見たいのか、
何をしたいのか、
を決めなければ、
実際に旅行に行くことが
できないのと同じことです。
あなたにとっての幸せは、どんなことですか?
まずは10個、決めてみるといいです。
・欲しい書類がすぐに見つかるように整理してあげる
・お気に入りの短パンをピッタリサイズで着られるよう裾上げする
・ダンスを最大限上手に踊れるように練習してあげる
・税金の計算をして心配をなくしてあげる
というようなことから
・石垣島でシュノーケリングをしてあげたい
・トイレとお風呂をリフォームしてあげたい
というようなちょっと金銭的な負荷がかかるようなものまで、具体的に決めていくと、幸せのために何をすればいいかが明確になります。
私の場合は、税金についてきっちり調べ、いくらまでなら自由に使っていいかが分かり、安心してお金を使えるようになり、それだけでものすご〜くホッとした経験があります。
実現してあげる
書き出した幸せのリストは、毎日一つずつ、調べたり、実現していくと、ほんの数分、時には数時間で、心配ごとから解放されたり、驚くほどの幸せが感じられると分かります。
毎日1つでも2つでも叶えてあげる、調べてホッとさせてあげる、少しでも前に進めてあげるだけで日常生活が違ってきます。
夏休みの心配
あるクライアントさんは「夏休みになるのが憂鬱」と話しておられました。
それは幼稚園が休みに入るので、自分の自由な時間がなくなる、子どもの相手をしなければいけない、と憂鬱になっていらっしゃったからです。
カウンセリングの中で具体的に考えてみると、お子さんが眠った後の10:00までの1時間を好きに過ごせるよう、ご主人に宣言すると決めたり、お子さんを連れて車で少し遠出をする予定を立てるなどなど、いろいろなアイディアを状況やお気持ちをお聴きしながら出していくと、ご自身も楽しめると分かり、「全然対処していけそう」という感覚を持たれ、満足そうなお顔に変わっていかれました。
具体的に考えていくことで非常に多くの問題は解決に向かいます。
やりたいことも思いのほか簡単に叶えてあげられます。
つまり誰もが嫌でも幸せになってしまうものなのです。
毎朝幸せについて考える
おすすめなのは、毎朝10分、自分にとっての幸せを具体的に考える時間を作ることです。
どんなことができたらうれしいか
何が叶ったら満足か
そのためには何をしてあげればいいか
こんなことを考えることが習慣になれば、あなたの幸せは約束されたようなものです。
これを続けていると、「あれ?最近なんだか幸せだな」感じていることに気づくでしょう。