「もうこんな生活は嫌だ」
「今の生活を変えたい」
「パートナーとの関係をどうにかしたい」
そう思いながら、気がつけばまた同じ日常を繰り返している……。
あなたはそんなことになっていませんか?
「このままではいけない」と分かっているのに、現実は変わらない。
そうやって自分を責めているのではないでしょうか?
それは決してあなたの努力が足りないからでも、意志が弱いからでもありません。
実は【変えるための大事なステップ】が抜けているだけのことなのです。
変えるためには立ち止まる
変わるために必要なこと、それはただ「変わりたい」と思うことではなく、「どう変わりたいのか」「どんな自分でいたいのか」を決める時間を持つことです。
そのために必要なことは立ち止まることです。
朝の数分でも、夜寝る前のひとときでもいいのです。
紙とペンを手に書き出してみるのです。
「どんな自分になりたいのか?」
「どんな生活を送りたいのか?」
「そのためにまずすることは何か?」
この問いを自分に投げかければ投げかけるだけ、あなたは確実に変わっていけます。
ただ動き続けても何も変えられない
「変わりたい!」と思ったとき多くの人はとにかく行動しようとします。
新しい習慣を取り入れたり、自己啓発の本を読んだりして、いろいろ試してみるかもしれません。
かつての私もそうでした。
それは地図を持たずにただ走り出している状態です。
それではどんなにあくせく行動しても目的地にはたどり着けません。
到達地点が明確でないからです。
まずは「どこへ向かいたいのか」あなたの理想の状態を決めてください。
少なくとも週に一度は「どうなったらサイコー?」と自問してあげてください。
「なりたい自分」のイメージが固まりさえすれば、自己啓発の本を読まなくたって、
自然にそちらに向かって行動したくなります。
あなたの行動が意味のあるものに変わっていきます。
自問し続けると更新される
毎日のように自問してノートに理想の状態を書き込んでいると、そのことが無駄に思えてくるほど、来る日もくる日も同じ理想の状態を書き続けることになります。
ところが私の場合は2ヶ月ほど繰り返しているうちに、理想の状態が更新されていきます。
それは日々の生活で自分なりに気づき、大切にしたいことが微妙に変化していくからです。
そんなことを繰り返しているうちに、自分なりの、何を大切にして生きたいのか、そのために今日何をしたいのか、それをするときにどんな心持ちでいたいのか、という自分なりの指針が明確に感じられてきます。
それは苦しみを避けるだけの人生から自分らしさを自分の周りに実現していくスタート地点に立つことです。
すぐにどうにかしようとしなくて大丈夫です。
まずは立ち止まってなりたい状態を描くところから始めていけば、亀の歩みに思えることでも、走り回りながら「どうにかしたい」「変えたい」と思って何十年費やすより、はるかに大きく変えていく力になります。
あなたは人生に翻弄される存在ではなく、人生をいかようにも変えられる存在であることを、思い出していただけたら嬉しいです。