不倫した夫を取り戻すためにできる意外な方法1 vol.29

パートナーの不倫を知るのはショックで惨めで悲しいことです。

ですが不倫の事実を知ったとき、多くの人は悲しむより逆上します。

無意識のうちに悲しい気持ち、惨めな気持ちに怒りでフタをしてしまうのです。

そうなると自分の本心がどこにあるのか分からなくなってしまいます。

そこに解決を難しくしてしまう原因があります。

目次

逆上しても解決にならない

相手の不倫を知ると、誰もがその事実に打ちのめされ、どうして良いか分からなくなり、可哀想な被害者として暮らすしかないと感じます。

ですがどんなに逆上して相手を責めても何も変わらないので、自分の態度を変えてパートナーを受け入れようとしたり、これまでの自分の至らなかった点を変えようとする人もいます。

「これからはもっと夫を受け入れるようにしようと思いました」と言って私のところに来られたクライアントさんがいました。

本音を突き止める

このようなケースのとき、何よりも大切なのはクライアントさんの本当の氣持ちと本音を突き止めてコトバにしていくことです。

うすうす気づいていながらも向き合わずに何年もそのままにしている場合がほとんどだからです。

自分の本音なのに分からないなんてことがなぜ起こるのでしょうか。

それは自分の氣持ちや本音を突き止める習慣がなく、突き止め方を知らないからです。

苦しいのは確かなのに、正面切ってそれを認めた経験がないのです。

やったことがないのでどうしていいか分からずに日々の生活に押し流されて生きてしまうのです。

予想外の展開

ところがいったん自分の本音を突き止め、その本音がしっかり相手に伝わるようにコトバにしていくと、クライアントさんの多くはそれだけでとても癒されます。

コトバにするまでは、「本音なんてもう分かっている」と感じていても、いざコトバにしていくと深い癒しが起こります。

つらい氣持ちが和らぎ、カラダの緊張がほぐれるのです。

中には「これをパートナーに伝えられるだけでもう本望です」と言うクライアントさんもいらっしゃるほどです。

本音を確認しない根本原因

本音を確認しないのは私たちの育ちに原因があります。

それは幼い頃から本音にフタをする習慣を植え付けられたからです。

本音は苦しい感情の奥に存在していますが、苦しい感情にフタをするように育てられたことで、自分の本音を確認するという、生きていく上でいちばん大切な確認作業ができないまま成長してしまいました。

幼い頃、泣いていると「どうしたの?」「どんな氣持ちなの?」「何がしたいの?」と聞かれる代わりに、「泣くんじゃない」「静かにしなさい」と言われた覚えはありませんか?

これが、不倫がいつまで経っても解決しない大きな原因です。

驚きではありませんか?

もしかすると不倫が起こる原因も、「本音を伝えてこなかったから」と言えるかもしれません。

本音をコトバにする効果

クライアントさんの本音を探りながらコトバにしていくと、なんと90%以上の方が、パートナーに伝える前に満足されます。

そうです。ご自身の本音をコトバにして確認することはそれだけ重要なことだったのです。

「これをパートナーに伝えられるだけで本望です」というコトバもそう感じられたからこそのコトバだったのです。

私はいつも、その瞬間から流れが変わる感じがしています。

ここが生きていく上でのスタート地点だから。

そしてクライアントさんがしっかりと自分のスタート地点に立たれた瞬間だからです。

不倫の出口が見えずに、もし苦しんでいらっしゃるなら、あなたもぜひあなたにしか分からない本音を大切に扱っていただけたらと思います。

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