頼まれてもいないのに相手に合わせて暮らしている方がいます。
以前の私がそうでした。
「そばにいてほしい」と言われたわけでもないのに、かつての私は「そばにいた方がいいのでは」と思い込み、土日は自分のために時間が使えませんでした。
クライアントさんにもそんな方がいらっしゃいます。
「夫にコーヒーを淹れたほうがいい」と思って毎朝、自分の好きなことを中断してコーヒーを淹れる、自分と向き合う時間をとりたいのに、その時間が満足に取れない、と言う方がいらっしゃいます。
そんなときは以前の自分を思い出して、「それでは相手に頼むコトバだけでも考えておきましょう」と提案するようにしています。
そしてやりたいことをするために相手にどうしてもらいたいのか、もしくはどうしてもらいたくないのかが上手に伝わるようコトバにして書き留めていきます。
すると驚くことにほとんどの方が「そのコトバを伝えさえすれば、相手は承諾してくれる」とおっしゃいます。
そうです。
そしてただ伝えさえすれば叶うことがいくらでもあることに氣づきます。
さらに伝えるようになることで互いの理解が深まり、頼むことで相手への想いが変化することにも氣づかれます。
あなたはパートナーに遠慮していませんか?
我慢していませんか?
「どうせ分かってくれない」と最初から諦めていませんか?
思い切って伝えなければ関係は今のままで固定されてしまいます。
そして何も変わらないまま何十年という時間だけが容赦なく過ぎていきます。
ぜひ立ち止まって自分のやりたいことをさせてあげる人生に切り替えていただけたらと思います。