自分を否定する毎日…
「なんでこんなこともできないんだろう」
「私ってやっぱりダメなんだ」
と、自分にダメ出しして苦しくなることはありませんか?
頭の中が自分否定する声でいっぱいになると、自己肯定感は下がり、自分には何の価値もないように感じられてきます。
それは本当につらいことです。
このブログではそんなあなたに向けたとても大切な解決策をお伝えします。
解決策:自分の感情を否定しない
自己肯定感を上げるためにできる非常に簡単な方法は「自分の感情を認めること」です。
たとえば、失敗したときに感じる「悔しい」「恥ずかしい」という気持ち。
これを多くの人は無理に押し込めたり、「こんなことで落ち込んじゃダメだ」と否定したりしがちです。
それを止めて、「『失敗して恥ずかしい』って感じているんだね〜」と声に出して認めて共感してあげます。
「『誰にも知られたくない』っていう気持ちがあるんだね」「『どうしてうまくできなかったんだろう』って自分を責めたくなっているね〜」という感じで、湧き上がる感情や思いを声に出して言い、共感していきます。
ポイントは、無理にポジティブになろうとしないことです。
どんな感情であれ、感情は自然に湧き上がるもので、そこに善悪はないと知ることが大切です。
なぜ感情を受け止めると自己肯定感が上がるの?
自分の感情を受け入れることが、なぜ自己肯定感アップにつながるのでしょうか?
それは感情は潜在意識が発しているものだからです。
潜在意識はあなたの意識の95〜99%を占めています。ネガティブな感情はそこから生まれています。
それはもはや苦しんでいるあなた自身なのです。
それをわずか5%の顕在意識でフタをするのは、それ自体がもう自己否定というわけです。
あなたは苦しんでいる95%の自分を抱きしめ、共感してつらい気持ちを和らげてあげる必要があるのです。
辛くなるたびにこれを実践することが自己肯定そのものなのです。
やっているとある日不思議な感覚が芽生えていることに気づきます。
自分の感情が「無視してはいけない大切なもの」と感じられるようになってくるのです。
自分から湧いてくるものは全て「とても大切なもので、どれも無視していいものではない」
ある時私もそんな感覚が自分の中に芽生えていることに気づきました。
そして「これこそが自己肯定感だ」と気づいたのです。
あなたも何度も何度も感情に共感し続けると、必ずこう感じる瞬間がやってきます。
感覚は研ぎ澄まされていく
それだけではありません。
そのうちにあなたは感情よりもっと微細なご自身の違和感やGoサインの感覚も感じられるようになっていきます。
そしてそれに従うことで、人生が思うように開けていくことを知る日がやってきます。
他の誰がなんと言おうと、自分の感覚の方を信頼するようになるのです。
これは非常に大きなことです。自分が生きる世界の中心にしっかり自分がいる感覚です。
「一人ひと宇宙」というコトバをあなたは聞いたことがあるでしょうか?
それは自分勝手という感覚とは全然違います。
「あなたの宇宙ではあなたはそう感じるんだね。私の宇宙では私はこう感じるので、この方向で私はいくつもりだよ」というものすごく自由な感覚なのです。
これこそが自己肯定感です。
いつもいつも【自分に聴いて】決断し、選択する生き方に変わります。
「自分軸」が太く育っていきます。
太くなればなるほど、周りに振り回されなくなり、思い通りの人生を歩むようになるのです。
小さな一歩から
自己肯定感を育てるのは、一瞬でできることではありません。
ですが自分の感情を否定せず共感するところから始めれば、確実に変化は訪れます。
ごく小さな積み重ねがやがて大きな変化となります。
その変化は複利の曲線であなたの自己肯定感をしっかりと育て、あなたの人生を大きく変えてくれます。