信じたい、でも信じられない…そんな時にできること vol.146

あなたは「信じたいのにどうしても疑ってしまう…」
そんな苦しみを抱えたことはありませんか?

結婚生活で不信感が芽生えるのは、決して特別なことではありません。

相手の態度が急に冷たくなった、スマホを隠すしぐさにハッとした…。

そんなとき人は不信感にさいなまれることがあります。

不信感を持つのは苦しいことです。

ですがその苦しみは、【不信感そのもの】より、【不信感を持つ自分を責めること】からきています。

「何疑ってんの?」
「どうして信じられないの?」

という自己否定に苦しんでいるのです。

二重の苦しみから抜ける

そんなときは、不信感を認めるといいです。

不信感は悪いものではなく、ごく自然な心の働きだからです。

あなたが安心を求めているからこそ、心が反応して湧いてきているのです。

不信感を抱くことは弱さでも悪いことでもなく、ただ自分を守ろうとする健全なサインが現れているに過ぎません。


「私は今、不信感を持っているな」
「不信感を持っている自分がいるな」

と声に出して認めると、それだけで自己否定から抜け出し、張り詰めていた心が緩んでいきます。

進んで認めると思考も変わる

どんな感情も思いも、否定すれば居座り、「感じてるね〜」と認め、「感じたっていいよ」と許すとゆるみます。

【否定して苦しむ】ここが多くの人が陥いりやすいワナです。

ですから不信感への対処法はとてもシンプル。

「不信感があるね〜」と認める。

「不信感は持ったっていいよ」と許す。

「不信感を持つのも無理もないよ」と全肯定する。

そんなことをやってあげてください。

そうやって不信感がゆるむと、関係を見直すゆとりが生まれたり、問題を違う角度で見られるようになります。

不信感が緩むことで、「思い切って聞いてみようか」という気になることもあります。

何年も感情処理を繰り返しながら、私は自分の感覚を信じたり、湧いてくるものを受け入れることの大切さを実感するようになりました。

それはあるものをただただ「あるね〜」と認める、「感じたっていいよ〜」「そう思ったっていいんだよ〜」と認め、感情が緩んでいくと、もっと深いところにある思いが湧いてくるからです。

そしてその深い思いをキャッチして生きることで、誰もが幸せを感じられるようになるからです。

あなたの心の奥にも深い思いが眠っています。

ぜひこのことを知っていただけたらと思います。

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