考えたくないのに考えて苦しい vol.105

あなたはこんなことはありませんか?

もう終わったことなのにくよくよ考えてしまう…

ある考えが浮かんで急に悲しくなったり、イライラする…

いつの間にか自分へのダメ出しが始まっている…

本当は考えたくないのに勝手に思考がグルグルまわり出して止まらない

そしてそんな自分に気づき、「なんでこんなネガティブなことばっかり考えちゃうんだろう」ってますます落ち込んだりすることはありませんか?

その考えはあなたの「本音」ですか?

頭の中に勝手に浮かんでくるイヤな考え。

それはあなたの真の思いではありません。

ですが多くの人はまるで自分が本当にそう思っているかのように感じています。そして不安になったり、落ち込んだりしているのです。私はいつもこれこそが「本当に大問題だ」と感じています。



左脳の機能を知ること

考えたくない不快なことを考えているとき、私たちの左脳はフル回転しています。

自分の意図とは関係なく左脳は勝手に暴走します。

「失敗したらどうしよう」
「嫌われたかも」
「もう終わったかも」

といつも最悪のことを想定して身を守ろうと働きます。

そして一度その神経回路が回り始めると、しばらくの間その考えが頭の中を占め続けます。

これが、考えたくないのに考えてしまう状態の正体です。

そしてそれをあたかも自分の考えであるかのように捉え、放っておくと、その神経回路はますます強化されていくのです。

あなたはもしかすると無駄に苦しんでいるのです。



考えることにエネルギーを与えている

イヤな考えは、あなたの本心ではありません。

それは本来なら道具であるはずの左脳が暴走して、あなたの考えであるかのように振る舞っているだけなのです。

左脳の暴走はあなたの願いでもありません。

試しに暴走が始まって苦しいとき、紙とペンを持って

「自分の願いは何だろうか」
「自分はどうなることを望んでいるんだろう」

と自問して書き出してみてください。

そうすれば暴走とは全く別のあなたの願いに気づくはずです。

あなたが思考のエネルギーを与えるべきは、あなたの大切な願いの方です。

ですから考えたくないことが頭に浮かんで不安になったりイライラしたりすることがあったら、

「自分の願いは何だろうか?」と願いについて考え、そちらにエネルギーを注いでください。

頭に浮かぶ嫌な考えとあなた自身は別モノだと知ってください。

左脳に任せっぱなしにせず、自分の考えることを選んでください。

コースカウンセリングではこの無意識に始まる思考への対処法も手を替え品を替えお伝えしています。

これを体得すると、あなたの人生は見違えるほど変わっていきます。

なぜならあなたがもし起きているうちの80%の時間苦しいことを考えているなら、あなたの人生の80%が苦しい時間になるからです。

無意識に始まる思考への認識を変え、そこに対処できるようになれば、あなたは人生の80%以上を幸福な時間に転換することができるのです。

いつも応援しています。

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