かかわりたくない人とどう付き合う? vol.88

あなたには「この人とかかわりたくない」と思う人はいますか?

もしかするとそれは


職場の同僚だったり、
ママ友だったり、
あるいは家族の中の誰か、


ということもあるかもしれません。

「できれば距離を置きたい」と感じても、「助けなければ」「うまく付き合わなければ」と思い、無理にかかわろうとして疲れてしまうことはありませんか?

今日はそんな悩みを持つあなたが、少しでも気持ちが軽くなればという思いで書いてみたいと思います。


無理にかかわらなくていい


結論からお伝えします。

かかわりたくない人とは無理にかかわらなくていいです。

これを聞いて、ホッとしたり、ちょっと驚いたりした方もいるかもしれません。

無理にかかわろうとすることで、自分に負担をかけてしまうと、あなた自身がヘトヘトになるだけでなく、それはいい結果につながりませんし、この世の中であなたがいちばん大切にすべき人はあなた自身だからです。

例えば「困っていたら助けるのが当然だ」という思いは誰もがもっていることと思います。

家庭で、学校で教えられてきたことですし、「助けてあげたい」と感じることが自然な衝動であることもあります。

そこで無理なく助けられたり、かかわれたらそれは素晴らしいことです。

ですが、助けることで自分がつらくなるなら、それは自分の思いを無視する行為だと知っていただけたらと思います。


「気分」を大切にする

自然体で人とかかわれることが理想ではありますが、ときに気分よくいられるために自分を守る必要が出てくることがあります。

そんなときかかわりたくない人と無理に付き合おうとすると、心が疲れ、しんどくなり、ストレスがたまります。

大切なのは「自分を第一に考えること」です。

抵抗感が湧いてくるかもしれませんが、自分の気分を大切にすることは、あなたが健康的で幸せな生活を送るための大事な土台です。


迷ったら体の感覚をチェック!

「この人とかかわらなければならないけどどうしよう」と迷ったときは、自分の「体の感覚」に耳を傾けてみてください。

・肩がこわばるなど、
 カラダのどこかに力が入る
・カラダのどこかが緊張する
・呼吸が浅くなる

これらは、カラダが「その行動は避けたほうがいい」と教えてくれているサインです。

逆に、体がリラックスして、気持ちがポジティブに振れるなら、それは「ゴーサイン」。

カラダの感覚は、頭で考えるよりもストレートで分かりやすいです。

カラダの声を信じて、心地いいと感じられる選択をしてください。


どうしてもかかわらなければならない時は

そうはいってもどうしてもかかわらなければならないときがあることと思います。

そんなときはあなたの思いを紙に書き出して見てください。

あの人と会うなんて気が重い。
あ〜イヤだ。
本音でいられない。
窮屈!

と書き出していくうちに、そのお思いは和らいでいきます。

気持ちが和らぐに従って、思いもよらないアイディアが湧くこともあります。

その直感に従って動くことを勧めします。

自分を大切に行動するには、時に少しの勇気を必要とします。

ですが、その少しの勇気の積み重ねが、あなたの毎日をもっと心地よく、幸せなものに変えてくれます。

ぜひ日常的にカラダの感覚に耳を澄ませ、自分を大切にする生活を楽しんでいただけたらと思います。

またご家族の中にかかわりたくない方が存在する場合、事態は深刻です。

あなたの中の張り詰めている何かを解きほぐす必要があります。

そんなときはぜひカウンセリングを受けられることをお勧めします。

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