こんにちは、きたさわ そらです。
パートナーの不倫は誰しも例外なく傷つく体験です。
信じていた相手に裏切られた痛みは、時間が経っても簡単に消えるものではありません。
頭では「もう過去のことだ」とわかっていても、心がついていかない。
忘れたい、許したいと思っても、その記憶は頭から離れず、毎日が苦しくて仕方がない。
今日は、そんな心の傷を癒すための方法をお伝えします。
苦しみ続ける原因
パートナーの不倫は、天と地がひっくり返るほどのショックで、心に深い傷を残します。
その記憶は何年経っても、ふとした瞬間に蘇っては、あなたを苦しめ、時には痛みを増しているように感じられることもあります。
その原因は左脳の働きによるものです。
左脳は論理的で現実的な部分を司る臓器で、防衛本能が備わっています。
そのために不倫のような過去の痛い経験を忘れさせてくれません。
「もう2度と傷つかないように」と、過去の苦しい出来事を繰り返し思い出させて、あなたを守ろうとするからです。
じゃあどうすればいいの?
そんなときは右脳に助けてもらうといいです。
過去の事実を変わらなくても、その事実への感じ方は変えていけるからです。
たとえば一度も不倫されたことのない過去の自分を強くイメージしてみます。
そのときの自分の気持ち、感覚を呼び起こすのです。
何度も何度も呼び起こすことで、過去の記憶よりも、そのイメージがリアルに感じられてきます。
それは潜在意識にはイメージと現実の区別がつかないという特徴があるからです。
ですからあなたがどれほど心地良く過ごしていたかをイメージしない手はないのです。
辛い現実をひとまず横に置き、理想的なパートナーシップを築いていた自分を想像するのです。
新婚の時のあなたとパートナーが信頼し合い、愛し合っていた状態の中にすっぽり入って体感します。
そのときの周りの景色や、パートナーとの会話、自分が感じている幸福感や安心感をその時の自分の中に入って感じます。
それをリアルに感じることができるようになると、その感覚を現在の自分にインストールすることができます。
イメージから目覚めた後も、それを保持するように心がけます。
すると自動的に過去の出来事が気にならなくなります。
覚悟を決める
パートナーが不倫をした、という出来事に苦しまない方はいないと思います。ですが、だからといってあなたのその後の人生が死ぬまで散々なことになっていいのでしょうか。
ここをよく自問してください。
おそらくそうではないはずです。
あなたはここからいくらでも幸せになっていいし、愛されていいのです。
幸せに生きるためにはなんとしても過去を振り捨て、乗り越える必要があるのです。
ぜひ繰り返し理想の状態をイメージしてください。
それが難しければ、新婚の時をイメージの中で思い出して体感覚で感じてください。
左脳のしつこさに負けることなく、楽しみながら幸せの状態をイメージしていると、いつの間にかトラウマは克服されていきます。
それでもやはり難しい方はプロのカウンセラーの力を頼っていただけたらと思います。