突然豹変するモラハラ夫に傷ついたときは vol.60

こんにちは、きたさわ そらです。

あなたは機嫌が悪くなると不意に別人のようになって怒鳴ったり、無視したり、冷たい態度を取るパートナーに苦しくなることはありませんか?

「なんでそんなことで急に怒り出すの?」

「私がいったい何をしたって言うの?」と心の中で叫びたいけど何も言えない、そんなことはありませんか?

このブログではそんなパートナーにどう対処したらいいのかについてお伝えします。

言いたいことを言わずに素通りしようとしていませんか?

かつての私は、そんな時何ごともなかったかのように振る舞っていました。

内心はショックで怖くてドキドキおろおろしていたのに、そこで何か言おうものなら火に油を注ぐことになりそうで何も言えなかったのです。

あの時の心境を思い出してみると「少し経てば普通に戻るだろう、今は辛抱するしかない」と、自分を納得させていました。

でも、傷ついた心は癒えることがないまま夫への不満を募らせ、口は閉ざし続けていました。

言わなければ伝わらない

実は多くの場合、パートナーはあなたがどれほど傷ついているかを理解していません。

怒鳴ったり、モノに当たったりすることで、あなたをどれほど傷つけているかに気にも止めずに、「受け入れてくれるだろう」ぐらいに安易に考えていることが多いのです。

そうなるとそれを防ぐには、パートナーに伝えていくしかありません。

「あなたが機嫌が悪くなると、私はとても辛い」ということを伝える必要があります。

ここで注意が必要なのは、相手を責める言い方をしないことです。

「どうしてあなたっていつもそうなの?」という言い方をしてしまうと、相手は防衛本能から自分を正当化しようして、伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。

ですから伝えるときは「あなたがそんな風に言うと、私はとても悲しくなる」というように、自分の感情を率直に伝えることが大切です。

「だからこんな風に言ってもらえると、安心して受け取りやすい」という具体的な提案を含めると、相手にあなたの考えていることを受け入れてもらいやすくなります。

自分しか守ってあげられない

クライアントさんからよくお聞きするのは「自分はいいけれど『子どものことは守らなきゃ』と思って、『夫にやめてほしい』と伝えました」ということばです。

もちろんお子さんのことを守ることは最優先かもしれません。ですがそれと同じくらいあなた自身を守る必要があることを知ってもらいたいと感じます。

なぜならご自分を守るか守らないかであなたの自己肯定感が180度違ってくるからです。

あなたが守らないことで潜在意識は「自分は大切にされる価値のない人間だ」というセルフイメージを持つようになります。

それはあなたの幸不幸を左右する非常に重要なことなのです。

大切にされる必要がない人は大切にされない状況を生み出し続けることになります。

ですからもし「相手に変わってもらわないと自分を守れない」と感じることがあったら、迷わずそして上手にその気持ちを伝えてみてください。

その際には相手にただ「変わってほしい」と求めるだけでなく、自分がどのように感じているか、具体的にどうして欲しいのかを伝えることがポイントです。

そうすることで二人の間に新しい理解が生まれ、夫婦関係が少しずつ良い方向に進む可能性がグンと高まります。

自分の気持ちを無視せず、しっかりと向き合い、相手に伝えること。

それが、あなた自身の心を守るためにできる最も効果的な方法です。

互いに尊重し合い、理解し合える夫婦関係は他の関係とは比べられないほどの幸福感をもたらしてくれます。

あなたも自分の感情を大切にし、それを相手に伝える勇気を持っていただけたらと思います。

ぜひ小さな一歩を踏み出してみてください。

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