潜在意識のブレーキを外す方法 vol.14

進みたいのに行動する気になれない。それは顕在意識でアクセルを踏んでいるのに、潜在意識でブレーキを踏んでいる状態です。

行動できていないのに莫大な量のエネルギーを消費しています。

行動というアウトプットができないまま疲れている方は、ぜひこの記事を参考にされてください。

目次

潜在意識と顕在意識

望んだことをその通り実現していくためには、

顕在意識

潜在意識

言動、

この3つが一致していることが必要です。

顕在意識とはあなたが自覚的に考える思考のことです。

例えばあなたは「キッチンの溜まった汚れをどうにかしたい」と考えたとします。

そして計画を立てたり、いろいろ調べたりしてスケジュールに落とし込み、「これで行ける」と感じたとします。

なのにいざ掃除をしようとしても気が重い。

どうにもやる気になれない。

そんなご経験はありませんか?

確かにあなたは「どうにかして早くスッキリしたキッチンにしたい」と思っているはずなのに、サクサク動けない、なぜそんなことが起こってしまうのだろうか。

潜在意識がブレーキを踏んでいる

それは顕在意識と潜在意識が一致しておらず、顕在意識がアクセルを踏み、潜在意識がブレーキを踏んでいる状態です。

頭と心が一致していないのです。

よく人は「頭ではわかっているのに…」と言うことがありますが、そんな状態が起こっているのです。

顕在意識と潜在意識の捉え方

そんなときは、自分を一つの会社だと捉えればうまく乗り越えられることも。

顕在意識は【社長】です。

例えば社長である顕在意識が、「業績を伸ばすためにキャンペーンを立ち上げよう」と提案するとします。

すると、第一営業部は諸手を挙げて賛成するのに、経理部は「そんな予算はどこにもありません」と言ったりします。

さらに潜在意識にある思いはひとつに統一されているわけではありません。

会社には経理部や第一営業部だけでなく、人事部も財務部もあるのと同じです。

でも一つだけ確かなことは、第一営業部も経理部もそして全ての部署も、ともに「会社のために」主張しているという点です。

感謝する、否定しない

だから頭で考えた通りに行動できない、と感じたときは、自分を一つの会社と捉え、行動のブレーキになっている思いを確認し、否定しないことが大切だ。

経理部の思いを一人の人間に置き換えて捉えてみるとしっくりくると思います。

ある経理部の人が会社のためを思って必死で主張しているのに、頭ごなしに否定したら態度には出さないにしても、いい気はしませんよね。

むしろ反発心が芽生えたり、いじけたりするかもしれません。

あなたが社長ならどうすれば良いかわかることでしょう。

そう、まずはともあれ、感謝することが大切。

「会社のためを思って主張してくれたんだよね、ありがとう」と。

自己受容・まなゆいの威力

そうやって、全ての潜在意識の想いにいちいち「ありがとう」を伝えます。

すると、どんどん身体が緩んでいくのを感じます。

感情とは身体の感覚に名前をつけたものなので、実際に感情が和らいでいくのを身体で感じられるのです。

あなたは【まなゆい】という自己受容の方法をご存知でしょうか。

その方法こそまさに、社長が全ての部署を認め、受け入れ、許し、愛する方法です。

思いを声に出して、「受け入れ、認め、許し、愛しています」と言っていると、体感としてリラックスし、心地よい状態になり、エネルギー状態が変わっていくのがわかります。

受け入れることが自分にとっていかに重要なことか、体感としてわかります。

統一見解の形成

カラダがラクになり、ホッとしたら、ここからぜひ統一見解を形成してみてください。

それは、社長でも第一営業部でも経理部でもないひらめき・アイデアが降りてくるのを待つのです。

それぞれの思いを十分に緩め、静めて、ひらめき・アイディアが湧くのを静かに待つのです。

いつとは言えませんが、思考ではない見解は必ず降りてきます。

それは直感という名のひらめきです。

違和感がないかを確認

アイディアが降りてきたら、違和感がないか身体で感じてみてください。

どこにも無理がないように感じられたら、その見解でいくと決め、実行するといいです。

そんな時はその見解に躊躇なく従うことをお勧めします。

効果に気づくとき

やがてそれほど日をおかずして、あなたは気づくことになります。

「このところ元気だな」

「疲れないな」

「安定しているな」

「満たされているな」と。

それが潜在意識と顕在意識と言動が一致して生きるということなのです。

そうなるための第一歩は不一致に気づくこと。

それは不快な感情や感覚となってあなたのもとにやってきてくれます。

「なんか違和感があるな」

「辛いな」

「苦しいな」

「行動しようとすると抵抗感があるな」

「思った通りに行動できないな」

そう気づけたら、潜在意識の雑多な声を聞くチャンスです。

それらの声を無視するのではなく、押さえつけるのでもなく、ぜひ拾って、受け入れ、感謝し、統一見解まで辿り着いていただけたら嬉しいです。

当カウンセリングルームでは、そんなお悩みについても解決していくことができます。

お試しカウンセリングを毎月5名様限定、12000円→1000円にてお受けしております。

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