つらい気持ちの対処法
「毎日がつらくて仕方がない」
「どうしたらこの苦しい状態から抜け出せるんだろう」
あなたはそんな風に感じることはありませんか?
そんなときは今の気持ちを書き出すといいです。
そっくりそのまま書き出します。
辛い、苦しい、どうして夫はこうなんだろう、あ〜なんだろう、
どうして分かってくれないんだろう
溢れてくるその思いを、フタをせずにそのまま書き出します。
つらい思いは、あなたに何かを知らせたくて湧いてきているので、フタをするのではなく、認めることで和らいでいきます。
これは「モーニングペーパー」とか「書く瞑想」とかと呼ばれています。
「本当?」
「書くだけで辛くなくなるの?」
と不思議に思われる方は、とにかく今、紙とペンを取り出して書いてみてください。
どんな思いも否定せず、そのまま書いていってください。
怒りが湧いてきたら、怒りを紙にぶつけるつもりで書き殴っていただくといいです。
書き出しているうちに10分もしないうちにスッキリしてきます。
スッキリしたらやってみること
集中して書き出し、一段落したら、やってみると良いことがあります。
それはどうしてそのつらい気持ちが湧いてきたのかを突き止めてみることです。
ネガティブな感情が湧いてくるということは、あなたの中にある何らかの願い・欲求が叶えられていないことを意味します。
「どうして私はつらかったんだろう」
「私は何をしてもらいたかったんだろう」
「何が必要だったんだろう」
「私は何がしたかったんだろう」などと自問してみると、答えが見つかります。
「あ〜私は夫に謝ってほしかったんだ」
「私は夫にもっと尊重してもらうことが必要だったんだ」
「私は自由に自分の時間を使いたかったんだ」
「ちょっと休んでホッとしたかったんだ」
と分かるのです。
するとつらい気持ちはさらに和らいでいきます。
願い・欲求と繋がるメリット
つらい気持ちが湧き出すたびに心の奥にある願いや欲求を突き止めて、自分の願いや欲求が把握できるようになると、いろいろなメリットがあります。
一つには願いが意識できていると、無意識のうちにもその願いを叶えようとするようになります。
意識していなかった時には素通りしていた情報を素通りせずにキャッチできるようになるのです。
例えば自分が「ムーミングッズが好き」と自覚するようになったら、ムーミンのものが目に飛び込んでくるようになったりします。
また、「夫に食べ終わった食器をキッチンに運んでほしかったんだ」と意識できるようになると、食べ終わった後、夫が戸棚の中にあるお菓子を物色しにキッチンに向かおうとする時、
「ついでにこのお皿とコップ、流しに出してもらうと助かる!」と頼んだりする知恵も湧いてきます。
さらにいいことには、自己肯定感が上がることです。
感情の奥にある自分の願いを把握できているということは自分の大切な願いを大切にできている、つまり自分を大切にできているということなのです。
その事実を潜在意識が見逃すことはありません。
「あなたはなんとなく嬉しいなあ」
「なんかいい気分だなあ」
と感じることが増えていきます。
今度つらくなることがあったら、あなたもご自身の願い・欲求を知るチャンスです。
ぜひチャレンジしてみられることをお勧めします。
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