ご自分がアダルトチルドレンだと氣づいた方へ vol.5

目次

アダルトチルドレン(以下AC)と氣づくことの意味

あなたがもし
「えっ、私ってアダルトチルドレンだったんだ」
と氣づいたなら、


私は「おめでとうございます」と言いたいです。

なぜならACだと分かったとき、
私たちは自己否定のぐるぐる思考から抜け出し、
自己肯定へと180度方向転換することができるからです。

アダルトチルドレン(AC)とは

臨床心理士の信田さよ子氏によると、


今の自分の生きづらさが
親との関係に起因すると認めた人たのことを
ACと言います(『アダルトチルドレン』信田さよ子著)


つまりACとは症状の名前ではなく、
病名でももちろんなく、
自分が自分に対して持つことに決めたレッテルです。


このレッテルを自分に貼ることで、
そうと知るまでは苦しむことの原因も
よく分からずに、


「自分がどこか人と違っておかしいから苦しむんだ」
「これは自分のせいだ」
とうすうす感じながら、

一体どこがどんな風に違って
苦しむことになっているのか
把握できないまま自分責めが始まり、
一向に解決に向けて動き出せずにいたのに、

親とのどんな関係が原因で
どんな性質を身につけることになり、
そのためにどんな生きづらさを抱えることになったのかが


腑に落ちる形で説明がつくようになるので、
そこから方向転換できることになった人たち、
これがアダルトチルドレンだと氣づいた人たちなのです。

私のケース

私の場合で言うと、
「子どもは余計なことは考えずに
親の言うことを聞き、
成績が良ければそれでいい」と考える


非常に威圧的な父の子として生まれ育ったので、
私はそこそこ成績のいい
自分の考えを持たない盲目的で従順な大人に成長しました。

成人してからも
何が自分にとっての正解なのかを
自分の頭を使って考えることを知らない、


長いものに巻かれるだけの
聞き分けのいい人になり、


闇雲に夫に従い、
夫の顔色を伺って
機嫌を損ねないことを何よりも優先する妻になりました。

本当はとても苦しいのに、
小さいころから「泣くんじゃない!!」と
叱責され、


【泣くこと=悪】
という思い込みを持つようになった私は、

苦しい感情を無視するのが
正しい生き方と勘違いし、
「苦しい」という自覚も持てないまま苦しむことになっていました。

どうしてそうなったのかがクッキリと浮かび上がった

ところがこんなに不安で心細くて、
拠り所がないように思えるのは
自分がACだからだ、

こんなに居心地が悪いのは
自分のせいではなく、


あの父の子どもとして生まれた以上、
盲目的に従わなければ叩かれ、
怒鳴られて安心して暮らせなかった、


子ども心にも生命の危機を感じて
思考を遮断して従うという性質を、


ごく小さいうちから
身につけるしかなかった、
と氣づいたとき、

それはものすごい説得力で、
今の自分の性質が
どのような経緯で身につくことになったのか
心底腑に落ちたのです。

氣づくことは選べるようになること

自分の性質の原因が明らかになってくると、


人は
「じゃあここからはどう生きようか」
と考えられるようになります。

つまり選べるようになるのです。

氣づくまでは、
どんな風に生きていようと
全ては無意識の領域のことなので、
流されるしかないのですが、


一旦カラクリに氣づけると、
そのカラクリから離れるも
そこにとどまるも自由になり、

「そんなことで苦しんでいたなら、
いっそ手放してしまおう」
という結論に即座に結びつきました。

私は盲目的に夫に従うことを止めました。

ちょうどそのとき、
情緖障がいの中学生との出会いがあり、


私は感情や感覚の価値を知るようになったのです。


私は感情を紐解いて自分の願いを明らかにし、
その願いを叶えて生きるようになりました。

願いを叶えていくに当たって、
夫との意見に食い違いが生じれば、
その都度自分の願いを伝えていく勇気も
もてるようになったのです。

それは
「親から押し付けられた人生を
心からやめよう」と感じたからです。

ですから私は、「ACだったってわかったんです」
というコトバを


クライアント様からお聞きするたびに、


「おめでとうございます」と言うことにしました。

あなたも氣づかれましたか?


それはそれは、おめでとうございます。


ここから全てが始まります。


ぜひいいスタートを切ってください。


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