我慢すると幸せになれないもう一つの理由について『我慢すると幸せになれない理由１』とは別の角度からお伝えしてみます。
我慢すると幸せになれない理由１
https://sorakitasawa.com/no-endurance/
我慢の弊害の第一は、自分の人生が生きられずに終わってしまうこと。
そして２つ目は「大事な人から理解してもらえないこと」です。
つまり一緒に暮らしているのにあなたが本当はどういう人なのかを理解してもらえずに時間ばかりが過ぎていくということです。
それは結婚生活を苦痛にします。
相手は、いつもあなたが合わせてくれるからそれがあなたの標準装備だと勘違いしてしまうのです。
相手にとっての当たり前の基準が、「あなたが我慢している状態」になってしまうのです。
私は１７年間ほどそのような結婚生活を送っていました。
「嫌だ」
「やりたくない」
「それは自分でやってよ」
と言う代わりに、
「はい」
「うん、分かった」
「いいよ」
と言ってきたのです（涙）。
なぜかって、「そうしないと結婚生活はうまくいかない」と思い込んでいたから。
結婚式でよく言われるアレです。
お互いに相手を思いやり、
とか、
夫唱婦随でとか、
夫婦円満の秘訣…とか。
この信念こそが結婚生活を、「肝心なことを伝えない生活」にしてしまうのです。
今は１８０度変わりました。
以前はよく心の中で呟いていた「面倒くさいなあ！！」というコトバを、今は夫に正々堂々と伝えています（汗）
夫はよく「昔はそんなこと言う人じゃなかったんだけど、どうしちゃったんだろうなあ」と言いますが、
「そうだった？」どこ吹く風。
つい先日も眼精疲労がひどくて、
「もう何もしたくない」
「眠りたい」
と言ったら、
出勤して疲れていただろうに、気づいたら食べ終わった食器を洗ってくれていました。
そしたら私も嬉しくなって「ありがとう」って言っただけじゃ気が済まなくなり、
しょぼしょぼの目で足ツボをしてあげました。
そうしたらお返しにと夫が背中や頭をマッサージしてくれました。
50歳を優に超えても１８０度変われるのです。
「夫婦関係にも悪循環と善循環があるなあ」
とそのとき私はしみじみそう感じました。
無理をせず相手に甘える、
↓
甘えた後、感謝の気持ちが湧いてくる、
↓
「ありがとう」って伝える、
↓
何かやってあげたくなる、
↓
すると相手からも返ってくる、
そんな善循環の最初の一歩は【本音】です。
そして悪循環の始まりは【我慢】にあるのです。
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色々経験してきましたので。
