こんにちは。円満リレーションシップカウンセラーのきたさわそらです。
たった今吐き捨てるように言われたコトバ、舌打ち、有無を言わせぬ威圧的な態度、そんなパートナーの傍若無人ぶりに多くの女性は自尊感情を傷つけられています。
あなたが悪いわけではないのに、「波風を立ててはならない」という思い込みから夫の顔色を伺う状態から抜け出すことができないでいます。
このブログではそんな苦しい生活から抜け出す意外な方法についてお伝えします。
心の習慣に気づく
モラハラ夫を持つ女性たちには共通してある心の習慣があります。
それは自分の気持ちを後回しにするという習慣です。
それは幼い頃から自分の気持ちを無視するよう育てられた結果です。
例えば本当は「この子とは遊びたくない」と思っても、「仲良くするんだよ」と言われたり、兄弟喧嘩を「してはいけないもの」と決めつけられ言いたいことを言わずに飲み込んだり、どんなにおかしいと思っても「親に口答えをしてはならない」と育つと、自分の気持ちは無視していいもの、無視して相手に合わせることがいいことだという観念が心の深いところに根を張り、自分の気持ちを後回しにする習慣が身につきます。
すると結婚後も本当は「違う」と思ったり、「イヤだ」と思ってもそれを言葉にすることなく、家庭を平和に保つことを最優先にしてしまうのです。
これではモラハラ夫は助長するばかりで、モラハラ夫本人も本当の幸せを知らずに生きることになり、妻であるあなたもモラハラの被害者としてい続けることになってしまいます。
そんな時は思い切ってあなたの思考を切り替えるとそこから全然違った現実が見えてきます。
未来志向
ひと言で言うと、それは未来志向になることです。
それは今の夫との関係を一切横において理想の未来を描き、あなた自身がモラハラ夫の妻というモードを切り替えてしまうという方法です。
未来につながる気分を明るくすることならなんでもいいのですが、例えば、ノートとペンを用意して制限を設けずにあなたの理想の未来を描いてみます。
行ってみたいところ、やりたいこと、実現したいことなどどんどん書き出していきます。
小さなことから大きなことまで思い浮かぶままどんどん書き出します。
これを1日20分、1週間取り組んでみてください。
するとあなたの気分に大きな変化が現れます。
あなたの意識のフォーカスが、モラハラされたことからご自身の理想に切り替わっていくからです。
理想を書き出している時間、あなたはそのイメージの中に浸ることになります。
すると気分は高揚します。
書き終わった後も、「そういえばこんな世界もあったんだなあ」と感じるかもしれません。
もし書き出したものの中に今直ぐ叶えてあげられるものがあれば、叶えてあげることだってできます。
例えば「崎陽軒の焼売が食べた〜い」という理想?が書かれていた場合、あなたは直ぐにでも手に入れ、叶えてあげられるのではないでしょうか。
未来を描くことはフォーカスを変えることであり、エネルギーを充電することです。
どんなに苦しいときでも未来を描くことで希望の光を見つけることができます。
今はモラハラ夫に苦しめられている妻、というセルフイメージになっているかもしれませんが、あなたは早晩そこから抜け出すことができます。
もし、「未来を書き出す気力もない」と感じられるようでしたらカウンセリングを受けることをお勧めします。
それはカウンセリングであなたの傷ついた心を癒すことができるからです。
癒すことができればエネルギーは確実に湧き出します。
つらいときは誰かに頼っていいのです。
どうぞそのための時間をとってあげていただけたらと思います。