苦痛な関係を変える日常生活 vol.10

日常生活を意図的に変えると人間関係に変化をもたらすことができます。

それは逆なんじゃ…人間関係が変わるから日常生活が変わるのでは…

なるほど。そう考えたくなるのもわかるなあ。
でも実際に日常生活に変化を起こすと、人間関係は変わっていきますよ。
キーワードは【心地よさ】ですね。

目次

日常生活で人間関係が変わる理由


「今の関係がある限り満足のいく生活なんてありえない」とあなたは感じているかもしれません。

ではそのイヤな人間関係とは無関係の生活の時間帯はいつか割り出してみてください。

職場の人間関係に問題を抱えているなら、出勤前と退勤後、休日。

家庭での関係にお悩みなら出勤後と帰宅までの時間です。

それぞれの時間帯を最大限自分を満たすために使ってみます。

すると問題の人間関係は変化し始めます。

理由は3つあります。

  1. 満足する時間が増える
  2. コントロールできる感覚が養われる
  3. 引き寄せが変わる

からです。

1.満足する時間が増える

生活のどこかにひとつにでも満たされるポイントが作れると、そのポイントに触れている時間は満足感を味わえます。

例えばあなたが大好きな韓国ドラマを観ている時間、あなたはイヤな出来事のことも、苦手な相手のことも考えることはありません。

イヤな相手について考える時間はその分減ります。

ただ減るだけでなく、その時間感動したり、ワクワクドキドキしたりして過ごすことになります。

というのは、自分の考えていることを観察してみると、イヤな相手との時間は、必ずしも相手と直にかかわっているときにだけではないと分かります。

相手とかかわっていなくても、その人について考えると、その相手は心地よく過ごしていい時間をどんどん占領してきます。

ですから満足のいくシーン・時間を増やしていくことは、相手にあなたの時間を奪われずに済むことなのです。

2.コントロールできる感覚が養われる

「相手のあることだから、関係が苦痛でもどうしようもできない」

あなたはそう考える度、ご自身の無力を感じられるかもしれません。

ところが、そんな関係を抱えながらも一方であなたが自分の生活に満足し、その生活を満喫していたら、

「私ってけっこう行けてるかも」と思えてきませんか?

たとえ同僚との関係がギクシャクしていたとしても、出勤前のスキマ時間に大好きなアロマを焚き、静かなパワーが湧き出す音楽を聴いて、「いい一日になりそう」ってウキウキしながら出勤する。

帰宅後も大好きな音楽を聴きながら、アロマを焚き、間接照明にして洗濯物を畳む…というような工夫をしてみると…

心地よい暮らしは今すぐにでも手に入るものだと気づいたりします。

苦しいとき、つらいときは近視眼的になりやすく、同僚との5分ほどのやり取りに傷つくだけで、生活のすべてが暗いかのように感じてしまいがちですが、それは思い込みに過ぎません。

心地よいシーン、快適な時間を拡げていくことで、生活をコントロールしている感覚が生まれ、もっと多くの生活時間を思い通りにデザインしてみたくなります。

この変えていく、コントロールしていく感覚は、自己効力感と呼ばれます。

やがてその感覚は「人間関係に対しても対処できる」という感覚へと育っていきます。

3.引き寄せが変わる

あなたが心地よさを生活のあちらこちらで感じられているあいだ、当然のことながらあなたは心地よい波動を放出しています。

それは心地よい相手、心地よいものごと、できごとを引き寄せる波動です。

【類は友を呼ぶ】が引き寄せの法則の原理ですから、あなたの生活は会うと気分がよくなる人、あったら気分が高揚するものごとが登場してくるようになります。

日常生活を快適にする近道

ではどうすれば効率よく日常生活を快適にしていけるでしょうか?

1.時間をとって考える

それは、これまでの流れに任せないことです。

一度は立ち止まって、何がどうなっていたら自分が満たされるのかを考えてみることです。

「そんな立ち止まっているヒマなんてない」

と感じられるようなら、パソコンやスマホに打ち込んでおいてください。

「私はどうすれば心地よく過ごせるだろうか」

「どうすれば満たされるだろうか」と。

パソコンのデスクトップやスマホの待ち受け画面に貼り、開くたびに眺めていると、どこからともなく自然に「こうすれば満たされる」という答えがやってきます。

それを一つ一つ実行していけばいいだけです。

2.小さなことから始める

ごく小さなことから始めるのがポイントです。

小さなことは大きな抵抗を受けずに実現できますし、潜在意識は新しいことが苦手なので、小さな変化から徐々に慣れさせることが必要だからです。

毎朝飲むお茶をお気に入りのティーカップに変えて飲む。

デスクトップの画像を行きたいところの写真にする。

書きやすくて気分が上がるボールペンを使う。

そんな小さなことでも、満足感は生まれます。

3.成功する度に認める

小さなことが実現したら、それを意識して認めてください。

「今日は蛇口をピカピカにできた」

「お気に入りのバスソルトで入浴できた」という具合にです。

私がうまく行っている方法をお伝えすると

私は毎朝、to do リストに

今日の拭き掃除

今日の整理、

今日のシュレッダー

今日の激落くん

という項目を書き、できたら赤い色鉛筆で、OKと書き込んでいきます。

例えば今日のシュレッダーなら、不要な紙を1枚シュレッダーできたらそれでOKと書き込みます。

またたとえ計画通りに行かなくても、やろうとしたときは、OKと書き込みます。

日常生活が人生だった

そんなことを繰り返していたある日、私は自分の生活全般がとても心地よいものに変わっていることに気づきました。

そして気がかりな関係があろうがなかろうが、自分は十分しあわせにやっていけている、と気づいたのです。

もしあなたが今耐えられないほどの関係に苦しんでいたとしても、その相手とかかわっていない時間は、相手にあなたの大事な時間を奪われないように気をつけてください。

相手との関係はあなたの外にあるわけではなく、あなたの心の中にあることを知ってください。

小さな心地よい時間をどんどんどんどん生み出して、心の中の相手との関係を締め出していってください。

そうすればいずれは心の中の状態が外に現れることになります。

ご健闘を心からお祈りします。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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