私は夫に愛されているんでしょうか?
「パートナーは自分のことを本当に愛してくれているんだろうか?」とクライアントさんに尋ねられることがあります。
日常のふとしたすれ違いや、理解し合えない場面、パートナーの心無いひと言が心に刺さり、不安や孤独を感じて疑心暗鬼になることもあります。
忙しさに追われ、余裕がない中で優しさを感じられず、愛情が薄れてしまったのではと感じることもあるかもしれません。
このブログではそう感じられるあなたのために書いてみたいと思います。
パートナーの愛情の確証が得られない
パートナーの愛情が本当に続いているのか「不安で仕方がない」と、浮気や不倫を心配しているクライアントさんがいます。
また自分は「それほど愛されているとは思えない」と冷静に言うクライアントさんもいます。
お話を伺いながら私が感じるようになったのは、「愛情は時間の経過と共にいくらでも育てていける」という視点が抜け落ちている、ということです。
時間の経過と共に変化していく
30年以上夫と暮らして今しみじみ思うのは、結婚当初の愛情とは比べものにならないほど、愛情が育っているということです。
改めて30年という年月、同じ屋根の下で暮らすことの重さ、かけがえのなさを感じる日々です。
ですがそんな私も最初の17年間は惨憺たるものでした。
「惨憺たる」の内容は人によってさまざまだと思いますが、私の場合は我慢とあきらめの17年間でした。
そしてあることが決め手になって夫との関係が深まっていき、徐々に徐々に底抜けにラクで楽しいものに変わっていきました。
決めては自分自身との関係
愛が深まっていく方向に動き出す決め手はひと言で言うと、ありのままのあなたでいさせてあげること、無理をしないことです。
具体的にはどうやって?とあなたは感じることと思います。
それは、ネガティブな感情が湧いてくるたびに、その感情を受け止め和らげること。
それがある程度できるようになったら、自分の本音を大切にして、相手に本音で話すようにすること、この2つに尽きます。
私の場合はそうやって取り組んでいる間、夫と今のような関係になるなんて夢にも思っていませんでしたが、結果的にひたすら自分に向き合い、自分を癒し、本音が言える自分に変わったら、ふたりの関係がガラリと変わりました。
ビフォーアフターも甚だしいくらい別モノに変わったんです。
愛情を育むために欠かせないもの
愛情を育むためには、相手を理解しようとする姿勢が大切、とよく言われます。
「理解されるよりも理解することを」なんて言葉もかつて聞いた覚えがあります。
ですがそれでは絶対にうまくいきません。
あなたはまずネガティブな感情を吐き出し、受け止め、癒される必要があるのです。
そしてあなたという大切な人がもう傷つかないように理解してもらう必要があるのです。
まずは自分を満たすこと
癒されることで、あなたは満たされます。
あなたの力だけであなたの心を平和にすることができるのです。
そうするとパートナーが自分を好きかどうかは、それほど問題ではなくなります。
なぜってすでに満たされているから。
むしろすでに満たされているあなたは自然体でパートナーを気遣う人になるでしょう。
そうしているうちに時間と共に互いの愛情は育っていくのです。気がつくと何の無理もない、ラク〜な関係になっていて、パートナーが愛おしくてたまらなくなっているのです。