こんにちは、円満リレーションシップカウンセラーのきたさわ そらです。
今日はカサンドラ症候群の方がパートナーとの関係を温もりのあるものに育んでいく方法についてお伝えします。
カサンドラ症候群でつらい
カサンドラ症候群とはパートナーとの間で感情の共有がうまくいかず、孤独感や疎外感を日常的に感じる状態のことを言います。
夫が気持ちを理解してくれない、
話をしても共感が得られない、
自分が頑張って伝えているのに相手の反応が乏しいと、期待が裏切れてがっかりしますよね。
「これは持って当たり前の感覚なのに、なんであなたには分からないの!!」
「なんで『分かるよ』のひと言が言えないの!!」と思い、情けない気持ちになります。
してほしいことを伝える
そんなつらい状態から抜け出すためには、してほしいことを具体的に伝えるといいです。
具体的にというのは、なんて言ってほしいかまで伝えるということです。
例えば「3分くらい私の話をしっかり聞いてほしい」
「言い終わったら『分かるよ〜』と気持ちを込めて言ってほしい」という具合にです。
伝えるときのコツ
そしていざ伝えるときにはコツがあります。
それは伝える前に自分のネガティブな感情をできるだけ手放しておくこと。
なぜなら心が穏やかな状態で伝えると、相手に過度に期待することもないので相手もプレッシャーを感じなくて済むからです。
自分の気持ちを言えただけでも満足、という状態で伝えられることが理想です。
「形式だけで言われても満足できない」と思わないで
例えばあなたが「こんなときはただ『分かるよ〜』と言ってほしい」と伝えたとすると、あなたの中に「パートナーの感情が伴っていないのに言われてもなあ」という思いが湧いてくるかもしれません。
ですが、人はある言葉を言っているうちに感情が伴ってくる、ということがあります。
また、心の奥底にあった感情が出てくるということもあるのです。
ですから最初は形だけで「分かるよ〜」と言うことになるかもしれませんが、そのうちに少しずつ感情を伴って言えるようになっていきます。
希望を失わずあなたが「いい感じ」と思えるふたりの関係を目指して相手に伝えてみることをお勧めします。