感情を道具として使う人へ vol.114

非常に多くの人が感情にふりまわされています。

私も感情が起こる仕組みを知ってからも、ずいぶん長い間、感情を和らげることに専心していました。

それはネガティブな感情が自分に与える害をとことん経験して、感情に対する恐れがあったからです。

ですが、感情はどこまでいっても私の身体に起こっている現象、反応でしかありません。

感情に振り回される、というのは、そのことを真に理解していないから起こっている、それだけのことなのです。

感情を道具の位置に置き、それを100%使う方に回れば、私たちは思い通りの人生を手に入れることができるし、「これほどまでに精緻に自分の真意を教えてくれる道具はない」と私は感じるようになりました。

1.感情は「望んでいること」を教えてくれる

感情は「真に望んでいること」を教えてくれます。

パートナーの冷たいひと言に傷つくのは、あなたが「もっと仲良くしたい」と思っているからですし、部屋が散らかっていて落ち着かないのは、片付いた部屋にいたいからです。

つまり、悲しみやイライラなどの感情は「あなたの中に願いがあるよ、確認してごらん」と教えてくれているのです。

つまりネガティブな感情が起こったときは、すかさず何を望んでいるのかを確認してあげるといいのです。

2.なりたい未来の感情を、先に感じてみよう

さらに「こうなったらうれしい!」という未来の感情を、繰り返し先に感じるといいです。

たとえば、テストで良い点を取ったらうれしいはずですよね。
でも、うれしいのは「点数が取れたときだけ」と思っていませんか?

実は、「点数を取ったときの喜び」を先に感じる、ということが可能です。

ただ目を閉じて、「もしテストでいい点が取れたらどんな気持ち?」と、自問するだけです。

するとあなたは勝手にいい点が取れた場面をイメージし、喜びは湧き起こります。

3.ワクワクする気持ちが「引き寄せ」を生む

未来のうれしい気持ちを先に感じると、「波動(はどう)」は上がります。

波動とは、簡単に言うと「自分が出している情報が乗ったエネルギー」です。

今はこれが測定可能です。

感情の出す電磁波は脳の出す電磁波の数千倍の強さだということも分かっています。

感情の引き金を引くのは思考ですが、思考よりも感情の方が断然引き寄せ力があるということです。

愛や感謝、喜びなどのポジティブな感情は波動が高いことが分かっているので、願望か叶ったときの感情を先に感じると、願望が実現したときの波動と同じ波動を放っているので、引き寄せやすくなるのは当然です。

叶ったときの感情を先に感じることで、モチベーションも上がります。

「もしこんなことができたらどんな気持ちだろう?」
「もしこれが叶ったらどんな気持ちだろう?」と繰り返し自問し、感じてください。

感情を道具にして、次のステージへ

私たちはいい加減、感情に振り回されることをやめる必要があります。

感情があなたの人生の主人公ではないからです。

あなた人生の主人公はあなたです。

ですから、ここからは感情を道具として使うあなたを取り戻すことが大切です。

感情→望んでいることを知る→達成したときの感情を感じる→行動する→望みが実現する

このサイクルを回して、望む未来を手に入れ続けるのです。

カウンセリングではこのようなサポートもしております。

ご興味がありましたら、ぜひお待ちしております。

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