「事務的な会話しかできていない」と感じたら vol.71

こんにちは、きたさわです。

あなたは最近、パートナーとの会話が子どものことや家計のことなど、どうしても伝えなければならないことだけに終止していて、寂しく感じたり、モヤモヤしたりすることはありませんか?

今日はそんな状態を変えていく簡単な方法についてお伝えしたいと思います。

自分は何を望んでいるんだろうか

たとえばパートナーに話を聞いてほしいと思ったときや、共感してほしいと感じたとき、まずは「私はこの話を聞いてもらいたいんだな」「『ただ共感してほしい』と思っているな」と自分自身で確認してあげるといいです。

そういう思いが生まれている事をやり過ごすのではなく、「そうだよね、ただ聞いてほしいんだよね」「『そうだったんだね〜。それは大変だったね〜』って言ってほしいよね」としっかり言葉にすることで、不思議なことに自分の中のモヤモヤやイライラが少しずつ和らいでいきます。

それを「共感してほしい」「話を聞いてほしい」と感じるたびにいつもいつもやっていると、ごく自然な形で「これはパートナーにお願いしてみようかな」という気持ちになります。

そうなったらそれは機が熟した証拠です。

思い切って相手に伝えてみるといいです。

そのときはぜひ、「どう伝えれば、相手に受け入れてもらえるか」をせっかく頑張って伝える自分のためにしっかり考えてあげてください。

例えば相手がくつろいでいるときや上機嫌なときなどに感謝の気持ちを込めて伝えると、受け入れてもらいやすいと思います。

自分に共感すると、心の満足感が生まれる

自分の気持ちに共感する時間を持てば持つほど、人は安定して過ごせるようになります。

潜在意識は自分と他人の区別がつかないので、他人に共感するように自分自身に「それは大変だったね」「大変なのによく頑張ったね」「それは辛かったね」と共感することで、和らでいくのです。

またそうしていると、それは潜在意識に「私の気持ちってとても大事なものなんだ」というメッセージを送り続けることになるので、潜在意識は周りの関係にもそのような状況を作り出していってくれるのです。

自己肯定感もどんどん上がっていきます。

実際相手にお願いするときにも、自己共感をして自分自身が安定した状態だと「これをやってくれないと困る」というプレッシャーを与えずに、平常心で対等に頼むことができるようになります。

自分の思いが十分に満たされていると、相手が話を聞く準備ができているかどうかを察することもでき、プレッシャーを与えずに頼めるので、相手も受け入れやすくなるのです。

いずれ習慣になる

これを繰り返しているうちに、パートナーと話すときのハードルはどんどん下がっていきます。

ごく普通のこととして頼めるようになったり、会話が弾むことにもなったり。

ですから今ふたりの会話が事務的なやり取りだけになっていても大丈夫です。

まずは自分がパートナーにどうしてほしいのかを確認し、共感してあげるところから始めてみてください。

心の中のモヤモヤが少しずつ晴れていくように、お互いにとって心地よいコミュニケーションが少しずつ増えていきます。

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