日々の忙しさに紛れて何年も暮らすうちにお互いの心が離れてしまっていたということがあります。
そんなとき他の幸せそうなカップルを見ると、まるで自分だけが苦しい思いをしているようで、嫉妬や悲しみに苛まれたりします。
それはとても苦しいことです。
「一体ここからどうすればお互いの心がまた通じ合うようになるんだろう」と途方に暮れたら、あなたを適切な方向へ導いてくれるのが、今のつらい感情です。
嫉妬や悲しみを無理に抑え込むのではなく、「羨ましいって感じているね〜。あの人たちにみたいに自分もなりたいって思っているね〜。そうなれないと感じてすごく悲しいよね〜。いたたまれない気持ちだね〜」と感情に声に出して共感し続けると、長くても8分あれば、苦しい感情が嘘のように和らぎ、消えていきます。
苦しい感情が消えると、当たり前のことではありますが、気分は良くなるのです。
感情は目には見えませんが、バイオフォトンという素粒子でできています。
このバイオフォトンは私たちのカラダや心から発せられる光の粒で、感情の状態によってその振動数が変わります。
怒りや悲しみのバイオフォトンは低い振動数で、喜びや感謝のバイオフォトンは高い振動数です。
振動数が高い状態はリラックスした状態、安心している状態です。
共感することであなたはつらい状態から脱して、リラックスし、振動数が高くなるのです。
リラックスの次にすること
嫉妬や悲しみから抜け出してラクになったら、感謝できることを探すといいです。
感謝の気持ちは私たちの振動数を一層引き上げてくれるからです。
すると周りの人や環境にポジティブな影響を与えます。
あなたが感謝の気持ちで満たされると、家族や周りの人たちもなんとなく幸せな気分に満たされることでしょう。
そしてこの高い振動数に共鳴するものが自然と引き寄せられてくるのです。
周りの人が優しくしてくれたり、思いがけない良いことが起こるようになります。
感謝の気持ちは自分自身の中だけでなく、周りの環境にも明るく優しい変化をもたらしてくれるのです。
感謝の方法
感謝の方法はさまざまあるでしょうが、例えば毎朝、毎昼、毎晩、「ありがたい」と思うことを10個書き出すという方法があります。
指が自由に動くから、こうやってパソコンに文字をタイピングできる、ありがとう
パソコンがあるからお客さんとZoomができる、ありがとう
お客さんがカウンセリングを申し込んでくださるからお役に立てる喜びを手にできる、ありがとう
目が見えるから不自由なく仕事ができる、ありがとう
大好きな友人がいるから一緒に元町を歩ける、ありがとう
家族がみんな健康だから何も心配せずに暮らせる、ありがとう
足が動くからどこにでも歩いていける、ありがとう
朝ごはんをお腹いっぱい食べられた。美味しかった、ありがとう
食後のコーヒーがとても美味しい、ありがとう
日が照っているから、洗濯物がよく乾く、ありがとう
という感じでやっていると、仮に夫婦関係は今のところうまくいってなくても、その他のことはちゃんと回っていると感じられたり、たくさんのモノや人に支えられていることに気づくかもしれません。
まずは共感
今私の視界に入るものだけでも、電気スタンド、水の入ったタンブラー、小型の扇風機、机、パソコン、ペン、スマホ、時計、たくさんのケーブルとモノだけでもざっと10個はあります。
カラダの部位だけでも指、手、血管、目、鼻、口、髪の毛、頭、脳、とどんどん出てきます。
怪我をしたり、どこか調子が悪いと、「調子がいいことがどれほどありがたいことだったか」と感じられるのですが、感謝できることを探していると、調子が悪くならないうちに感謝できるようになります。
毎日毎日共感して、毎日毎日感謝しているうちに、あなたの日常は着実にいい方へ変化していきます。
なぜならあなた自身の波動が上がっていくからです。
類は友を呼ぶのです。
ですが苦しい時は、まず共感からやってみてください。
つらいことを我慢しているより、思い切って口に出して行ってみることで和らいでいくのを感じることは、あなたに自信をもたらします。
どんなに辛く悲しくても、あなたはその状態から自力で抜け出せると分かるからです。
繰り返し取り組んでいるうちに、「恐れるものなど何もない」と感じられてくるかもしれません。
それはあなたの大きな力になっていきます。
ぜひ毎日、できたら朝昼晩と3回やってみていただけたらと思います。
できない日があったって大丈夫です。
そこからまた始めればいいだけのことです。