今の人間関係をもっと良くしたい、もっといい関係を引き寄せたいと思う方にその秘訣をお伝えします。今の関係をぜひワンランク上のステージに引き上げていただけたらと思います。
「足りない」思考の存在
欠乏感から始まっている脳内プログラム
「今の関係をどうにかしたい」
「もっといい関係に身を置きたい」
そう思うとき、私たちは足りていないところにフォーカスしています。
それは生まれてから長年にわたって、私たちに埋め込まれたプログラムが原因です。
まだまだ足りない、
もっともっと頑張らなければならない
もっとやれる、
もっと高い評価が得られるはず、
このような思考は、欠乏の思い込みがある証拠です。
充分だよ、
それでいいよ、
できているよ、
よくやってるね、
と言われる代わりに何年も欠乏感を植え付けられ、その後自分でもそれを強化してきたのです。
人間関係がなかなか理想の状態に近づいていかないのはそんな思い込みを野放しにしている結果です。
引き寄せの法則から言うと、欠乏感は欠乏の状態を引き寄せることになります。
「100万円以上は要らない」というゴール設定に驚く
以前何かの本で、稼ぎたい金額のゴール設定は「100万円欲しい」という言い方ではなく、
「100万円以上は要らない」という言い方で表現すると達成しやすいと書かれていました。
「そんな語尾の違いがいったい何の違いを生むと言うんだろう」と、そのときは不思議でした。
が、「100万円以上は要らない」と声に出してみて、その違いをはっきりと知りました。
それは「100万円欲しい」と「100万円以上は要らない」ではカラダの感覚がまるでちがっていたからです。
カラダの感覚は使えるバロメーター
カラダの感覚は、今自分が好ましいものを引き寄せられているかを知るとても良いバロメーターです。
自分が好ましいものを引き寄せられているか、そうではない波動を出しているかを一瞬で知ることができます。
よろしければあなたも「100万円欲しい」と言ってみたときのカラダの感覚を感じてみてください。
自分の中に明らかに欠乏感が感じられることと思います。
足りていない自分の感覚、どこかから100万円を持ってきてその欠乏を埋めたい感覚です。
ところが、「100万円以上は要らない」と言ってみると、
不思議とそこには欠乏感がなく、充足感があります。
100万円で充分私はやっていける、大丈夫という感覚です。
ほぼ同じ意味のことを言っているのに、出している波動は正反対というわけです。
人間関係にも同じことが言える
いい関係を築きたければ、充足感から始める
人間関係も同じです。
充足感から始める、つまり満たされている感覚があると、満たされる人間関係を引き寄せます。
そして、満たされている感覚を持つのは難しいことではありません。
それは単に自分がどこにフォーカスするかの問題だからです。
満たされている関係にフォーカスするか、不足を感じている関係にフォーカスするか、あなたが充分にコントロールできることです。
今一緒にご飯を食べられる人がいる、
コーヒーを飲んで語り合える人がいる、
あの人と一緒に北海道に行ったときは楽しかったなあ、
今度、田中さんと飲みに行こう、三浦さんも誘ってみよう、
そのときはワンランク上の居酒屋に行ってみよう。
そうやって楽しい未来をイメージしてもいいです。
知り合いの顔を一人一人思い起こし、
「そうだ、今度あっちゃんを誘ってみよう」などと思いを巡らしてもいいです。
自分がその人たちに何をしてあげられるだろうか」と考えてみるのもいいでしょう。
欠乏感から始まる関係とは…
人は自分が満たされていないとき、例えば自分のことばかりやたらと話したくなります。
自慢話をして承認欲求を満たそうとしたり、
こんなにつらい思いをしている、
こんなに大変なんだ、
とわかって欲しくて自分語りが始まりがち。
また相手の話にじっと耳を傾ける余裕もなくなりがちです。
相手の話を受け止める間もなく、自分の思いついたことを話し始めたりしてしまうのです。
以前の私は本当にこのパターンだったなあとつくづく思います。
不快なときは出している波動を確認
「不満がある」「満足できない」そう思うときは、その不足感・欠乏感が自分に与えている影響を感じてみるといいです。
「どうしてあの人はあんな言い方をするんだろう」
「また誘ってもらえなかった」
と頭で考えていることを声に出して言ってみてください。
するとそのことばでカラダのどこかしらが固くなるのを感じます。
「あの人はいつも私を否定してくる」
そう口にしてみると、
カラダはその響き(波動)を受け取りどこかが収縮します。
喉の辺りに詰まるような感覚があったり、胸が締め付けられるような感覚があったり、カラダのどこかしらが緊張しているのがわかります。
充足感が身体に与える影響
そんなカラダの状態が感じられたら、好ましくない波動を出しているサインです。
あなたはいつでもフォーカスするところを変えて、ご自身が放っている波動を変えられます。
「考えてみたら家族はみんな健康だ」
「夫は元気」
「飲みに行きたいと思ったら誘える友人がいる」
「娘がときどきメールや電話をくれる」
「あのときはお腹を抱えてみんなで笑ったなあ」
そうやって今自分に与えられていることを口にしてみると、カラダが満たされていく感覚、張り詰めていたところが緩む感覚がキャッチできます。
その感覚が充足した人間関係を引き寄せてくれます。
類は友を呼びます。
欠乏感に気づいたら、フォーカスしているところを充足している点にずらしてみましょう。
あなたが満足のいく楽しい人間関係の中で過ごされますよう願っています。
心地よい関係を引き寄せるにはあなたが心地良くいることです
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