迷ったときの決断方法 vol.16

「どんなに考えても決断がつかない」「決められそうもない」そんなことはありませんか?

「この決断で本当に間違いないだろうか」と決めた後も疑心暗鬼に陥って落ち着かない、そんなこともあるのではないでしょうか。

この記事ではそんなときに無理なく決断する方法についてお伝えします。


目次

決断の際に大切なこと

いちばん大切なことは、決断を人にゆだねてはならないということです。

たとえあなたがどんなに尊敬する人であっても、あなたのことをあなた以上に知る人はどこにもいないと知る必要がああります。

私たちの潜在意識は顕在意識では思い出せないことをすべて記憶しており、私たち自身のことを他の誰よりも比べ物にならないほど理解しているからです。

私たちにはすでに判断する能力が十分に備わっており、あとはそれを活用するためにどうすればいいかを知るだけなのです。

なぜ人は迷うのか

人が迷うのは、潜在意識に雑多な声があるからです。

顕在意識では「左に進むべき」と思っても、潜在意識の中には

「本当に左でいいの?」

「後悔することになるんじゃない?」

「〇〇さんに聞いてから決めた方がいいんじゃない?」

「◇◇の方が無難なんじゃない?」

などという声があります。

それはあなたの潜在意識の中にたくさんのA=B(公式・思い込み)があるからです。

迷ったときにやるべきこと

そんなときはその雑多な声をできる限りすべて把握することが大切です。

書き出してみると、それは短時間で簡単に実行できます。

私の体験

先日私は決断に関して驚くような体験をしました。

それは大きな自己投資をするかどうかの決断でした。

顕在意識では、その投資は自分に必要不可欠に思われ、私はその自己投資をしようと決めました。

ところが、決めた直後からその決断を非難する声が静まることなく続きました。

それは疲労感まで伴って、息苦しくなり、こんな状態ではその自己投資をしても無意味な結果をもたらすだけだと感じ、私はたった今した決断を取りやめることにしました。

撤回して訪れた安らぎ

今でも感覚としてはっきり覚えているのは、決断したことを取りやめようと決めたとき、カラダが一気に緩んだことです。

「それほどまでに張り詰めていたのなら、やめると決めて良かった」と思ったほど、そのカラダ全体が一気に緩んだのを感じました。

ただそのときの緩んだ感覚には、苦しい感情を手放したときのような清々しさも晴れやかさもありませんでした。

喩えて言うなら、ベストではなく無難な方を選んだときの、「もう大変な思いをしなくて済む」という安心感の感覚でした。

私は自分にそれほどまでの負担を強いる必要もない気がして、それでよしとしました。

ルーティーンを踏襲する

ただ私は日頃から自分の中に生まれたマイナスの感情や思いにはフタをしない、むしろそれらを歓迎し、それらが教えてくれているものを積極的に受け取ろうとしているので、

湧き出した雑多な声を拾えるかぎり紙に書き出し、すべて認め、受け止める作業をしました。

そして、その日は安心してぐっすり眠りについたのです。

翌朝起こったこと

ところが翌朝目が覚めたとき、前日取りやめたその自己投資する案件をやる気満々でいる自分に気づきました。

「やらないなんて、あり得ない」と感じている自分を発見したわけです。

マイナス感情をすべて受け止めることで、私はコンフォートゾーンを抜け出したことを知りました。

それと同時に前日のあのぬるま湯に浸かったようなホッとした感覚は、コンフォートゾーンにとどまる感覚だったことも理解しました。

マイナス感情をすべて受け入れて和らげることの効用

というわけで、

決断したいのにできないときやるべきことは、マイナス感情をすべて書き出し、その感情があることを認め、受け入れることです。

バカバカしい。

そんなんでどうして最適な道がわかるの?

あなたはそう感じられるかもしれませんが、マイナスの感情を全て受け入れた後は、心のビンのボトルネックが外れたように、スッキリすると同時に、新しいアイディアが降りてきます。

それは思考で考えてあ〜しようか、こうしようか、というアイディアとは違って、本当に突然降りてくるように、「そうだ、こうするのがいい」と思いつく感じです。

もしあなたも何かで迷われることがあったら、マイナス感情を全て書き出し、スッキリした状態で降りてくるのを待ってみてください。

人生には決断がつきものです。大事な決断をするとき、どうすればいいかについてもクライアントさんと取り組むことは多いです。

迷われている方はぜひ、お試しカウンセリングにお越しください。

毎月先着5名様限定 90分12000円のところ1000円にでカウンセリングを行っております。

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